Best Album Of The Year
各年毎のベスト・アルバムを簡単なコメントと共に紹介。
その年内に初めて聴いた作品であれば、発売年代は関係なく選ばれるものとしてます。

 2022

  【SWE】 THE HALO EFFECT
Days Of The Lost (2022)

元IN FLAMEの面々が再集合。DT風に声とエフェクトで彩られる90年代メロデス期のIN FLAMESの再来。

 2021

  【GER】 HELLOWEEN
Helloween (2021)

カイ・ハンセンとマイケル・キスクが復帰。7人体制で放たれる長いバンドの歴史を内包した渾身のセルフタイトル13th。

 2020

  【GER】 VICTORIUS
Space Ninjas From Hell (2020)

奇想天外なメロスピ5th。さあ、手裏剣を手に取り、アストラルレーザーシャークに飛び乗れ!!

 2019

Cruelty And The Beast - Re-Mistressed   【GBR】 CRADLE OF FILTH
Cruelty And The Beast - Re-Mistressed (2019)

98年発表の3作目をリミックス&リマスターした作品。作品としてのポテンシャルを最大限に引き出したリミックスは、原盤とは別物のよう。

 2018

Queen OF Time   【FIN】 AMORPHIS
Queen Of Time (2018)

フィンランドの英雄AMORPHIS。安定して良作を作り続け、13作目でも色々と新機軸を打ち出してくるアイデアの豊富さは脱帽もの。

 2017

メデューサ   【GBR】 PARADISE LOST
Medusa (2017)

ゴシックメタルの祖PARADISE LOSTの15作目。長い音楽性の変化を経てたどり着いた重厚さと耽美なメロディのバランスが秀逸。

 2016

dystopia   【USA】 MEGADETH
Dystopia (2016)

キコの流暢でテクニカルなプレイとムステイン大佐のアグレッシヴなVoスタイルに、15作目にしてまだまだバンドの健在さを感じさせる快作。

 2015
ストームクロウ   【FIN】 CAIN'S OFFERING
Stormcrow (2015)

STRATOVARIUSと元SONATA ARCTICAのメンバーのプロジェクト2nd。SONATA ARCTICAが目指して欲しかった未来がここに。

 2014
If Not For The Devil   【DEN】 FATE
If Not For The Devilr (2014)

デンマークのハードロックバンドの7th。ネオクラシカルなギターを主軸に、北欧らしい楽曲が並ぶバラエティ豊かな作風。

 2013
サージカル・スティール   【GBR】 CARCASS
Surgical Steel (2013)

リヴァプールの残虐王、17年ぶりの帰還。時代による音質の変化以外は3rd〜4thの頃と変わらぬ内容に、往年ファンとしては歓喜。
Death By Fire   【SWE】 ENFORCER
Death By Fire (2013)

スウェーデン産NWOTHMバンド、ENFORCERの3rd。NWOBHM期を完全再現させる拘りと、若さ溢れる勢いがメタル魂を刺激する。

 2012
FEEL THE POWER (日本盤:ボーナストラック3曲収録)   【CAN】 BLESSED BY A BROKEN HEART
Feel The Power (2012)

LAメタル+メタル・コアな音楽性に留まらない色んな要素が垣間見える、素晴らしいセンスの良さ。メロディの良さが際立つ3rd。

 2011
シャイ   【GBR】 SHY
Shy (2011)

NWOBHM末期から続く、哀愁メロハーバンドの9th。闘病中だった故スティーヴ・ハリス(G)の渾身のプレイが心を打つ。

 2010
Curse of the Red River   【FIN】 BARREN EARTH
Curse Of The Red River (2010)

端的に言えば「初期AMORPHIS meets OPETH」的な音楽性。荒涼で幽玄な暗黒空間が魅力。1st。

 2009
アー・ユー・レディ・トゥ・ロック   【SWE】 ECLIPSE
Are You Ready To Rock (2008)

北欧出身ながら80年代米シーンを彷彿とさせるHRを展開。 伸びやかな北欧Voが、キャッチーなメロに乗って心地よく疾走する名盤3rd。

 2008
詠時感〜時へのロマン   【GBR】 ASIA
Asia (1982)

英プログレ・ロック界の雄が集まったグループのデビュー作。ポップでありながら濃縮されたプログレ味が素晴らしい、3分半の美学。
Elexorien   【NED】 ELEXORIEN
Elexorien (2007)

メロスピ寄りのヴァイキング/ブラックメタル。男女混声とBAL-SAGOTHを彷彿させるクッサいギターが特徴。1st。

 2007
Mabool   【ISR】 ORPHANED LAND
Mabool 〜 The Story Of The Three Sons Of Seven (2004)

OPETH的な構成に中東民族音楽とメロデス的なギターをふんだんに盛り込んだ、ここでしか聴けない奇跡の音。ゴシック味もあり。

 2006
Nattfodd   【FIN】 FINNTROLL
Nattfodd (2004)

フィンランド奥地の森に生息する酔いどれトロール達(笑) 個性の強さとツッコミどころが満載、衝撃のポルカ・メタル3作目。

 2005
ザ・システム・ハズ・フェイルド   【USA】 MEGADETH
The System Has Failed (2004)

新生MEGADETH第1段。初期の頃を思い起こさせる雰囲気と、覚えやすい歌メロが冴える快作。無くしたものも多いけど。

 2004
ライヴ!   【GER】 BLIND GUARDIAN
Live (2004)

7th発表後のツアーをつなぎ合わせで収録したライヴ・アルバム。選曲はベスト・アルバム的。

 2003
ファースト・ストライク・スティル・デッドリー   【USA】 TESTAMENT
First Strike Still Deadly (2001)

初期2枚からの選曲したセルフカバー・アルバム。場つなぎ的な性格の企画盤ですが、個人的には好き。

 2002
THE VERY BEST OF THE ROYAL HUNT   【DEN】 ROYAL HUNT
On The Mission 2002 (2002)

6thアルバムまでのベスト盤。入門編には最適かと。